サラリーマン金融の利息

サラ金という言葉を聞かなくなって随分立つような気がしますが、20年ほど前は「サラリーマン金融」は現在の消費者金融のような存在でした。しかし、サラリーマン金融と消費者金融では受けるイメージが随分と違い、最近のCMなどのキャンペーンの威力が実っていることがわかります。
しかし、両者は何も変わることはなく、利率こそ法律の規制で下がったものの、規制ギリギリの上限でお金を貸している点は同じです。一番変わった点は、借りることができる金額が減った事ではないでしょうか。貸金業法で年収の3分の1という融資制限を作ったため、昔に比べると消費者金融で自己破産に陥る人は少なくなりました。
しかし、その反面ヤミ金が増加し、社会問題になりました。人によっては貸金業法の融資制限がヤミ金を増やしたという人もいるほどです。ヤミ金は法律を無視した商売をしているため、利率は非常に高利であり、返済期間も2週間程度と短いです。それでも、貸金業法の融資制限をオーバーした人にとっては必要な存在であることは間違いありません。
昔のサラリーマン金融と呼ばれる金貸し業の利息は、30%弱が最高水準でした。これがその頃の最高水準だったのです。しかも、融資制限がなかったので貸金回収より収益重視で貸付をどんどんするサラリーマン金融が多く、返済不能者が続出しました。自分の年収の半分以上の金額を借りて、年利30%近くで膨れ上がるのですから、返済が厳しいけどどうしようと悩んでいる間に本当に返済できない規模になり、自己破産するしかなくなってしまうのです。
現在の消費者金融は、さすがにそこまでのことはしていません。しかし、それでも返済ができなくなって自己破産に追い込まれる人が増加しているのは、高利の借金の怖さでしょう。